ムーンショット型研究開発事業では、人々を魅了する野心的な目標(ムーンショット目標:MS目標)の実現に向けて、挑戦的な研究開発を推進します。
JSTでは、内閣府の定めたムーンショット型研究開発制度の運用・評価指針に則り、MS目標及び研究開発プロジェクトに対して数理科学や倫理的・法制度的・社会的課題(ELSI:Ethical, Legal and Social Issues)等の分野横断的な支援を行っています。
今回、数理科学に関する分野横断的支援の一環として、研究開発プロジェクトにおいて数理科学的アプローチを用いた研究開発課題及びその実施を担う課題推進者を募集します。
本公募の対象となるMS目標及び研究開発プロジェクトは、以下の2つです。
また、それぞれについて公募説明会を兼ねたワークショップを開催予定です。
MS目標2「2050年までに、超早期に疾患の予測・予防をすることができる社会を実現」
研究開発プロジェクト「複雑臓器制御系の数理的包括理解と超早期精密医療への挑戦」(PM:合原 一幸)
MS目標6「2050年までに、経済・産業・安全保障を飛躍的に発展させる誤り耐性型汎用量子コンピュータを実現」
研究開発プロジェクト「誤り耐性型量子コンピュータにおける理論・ソフトウェアの研究開発」(PM:小芦 雅斗)
詳細は事業ウェブサイトをご参照ください:https://www.jst.go.jp/moonshot/koubo/202109/index.html
なお、ムーンショット目標1「2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現」及びムーンショット目標3「2050年までに、AIとロボットの共進化により、自ら学習・行動し人と共生するロボットを実現」については、本公募の対象としませんが、別途開催予定のワークショップへの数理科学研究者の参加を募りますので、詳細は事業ウェブサイトをご覧下さい。