1.日時:2023年2月20日(月)13:00~17:50(WEB配信併用)
2.会場:千里ライフサイエンスセンタービル5階 山村雄一記念ライフホール
(大阪メトロ御堂筋線・北大阪急行、大阪モノレール 千里中央駅下車)
3.コーディネーター・座長:
岡田 随象 大阪大学大学院医学系研究科 遺伝統計学 教授
田宮 元 東北大学大学院医学系研究科 AIフロンティア新医療創生分野 教授
4.開催趣旨:
次世代シークエンサーに象徴されるゲノム配列技術の著しい発達により、膨大な
データが得られる時代が到来した一方、大容量のゲノム・オミクス情報を横断的に解
釈し、社会還元するための学問へのニーズが高まっている。バイオインフォマティク
スは生命科学領域における情報解析学問であり、日々発展するゲノム・オミクス情報
の分野横断的な統合に適した研究分野として注目されている。従来の統計解析手法に
加えて機械学習などの最先端の情報解析技術を活用し、大規模ヒト疾患ゲノム解析と
統合することで、疾患病態の解明、個別化医療の社会実装、ゲノム創薬の推進などに
貢献できることが明らかとなりつつある。シングルセル解析による一細胞レベルでの
遺伝子動態も観測可能となり、今後の展開に期待が寄せられている。一方、従来の想
定を超えた大規模情報の取り扱いなど、新たな課題も見出されている。本シンポジウ
ムでは、バイオインフォマティクスを巡る最先端の知見を紹介したい。
5.プログラム:
13:00~13:05 挨拶
千里ライフサイエンス振興財団 理事長 審良 静男
13:05~13:20 はじめに
大阪大学大学院医学系研究科 遺伝統計学 教授 岡田 随象
13:20~14:00「遺伝統計学による病態解明・創薬・個別化医療」
大阪大学大学院医学系研究科 遺伝統計学 教授 岡田 随象
14:00~14:40「がん全ゲノムシークエンス解析の最前線」
国立がん研究センター研究所 ゲノム解析基盤開発分野 分野長 白石 友一
14:50~15:30「量子時代におけるゲノム解析データのセキュアな活用」
株式会社東芝 研究開発センター 情報通信プラットフォーム研究所 上席研究員
佐藤 英昭
15:30~16:10「大規模バイオバンクリソースを活用した遺伝統計解析」
東北大学大学院医学系研究科 AIフロンティア新医療創生分野 教授 田宮 元
16:20~17:00「自然免疫応答の遺伝的多様性を単一細胞分解能で理解する」
国立成育医療研究センター エコチル調査研究部 遺伝子解析室
チームリーダー 熊坂 夏彦
17:00~17:40「オミクス解析における人工知能技術の活用」
東京医科歯科大学 M&Dデータ科学センター AIシステム医科学分野 教授 清水 秀幸
17:40~17:50おわりに
東北大学大学院医学系研究科 AIフロンティア新医療創生分野 教授 田宮 元
6.参加費:無料
7.定員:会場80名、WEB配信500名(要事前申込・定員になり次第締め切り)
8.申込方法:当財団のホームページの「参加申込・受付フォーム」からお申込みく
ださい。
( https://www.senri-life.or.jp/seminar/seminar-1-20230220a.html )
1) オンサイト会場にお申込みの方:
E-mailでお送りする参加証をセミナー当日に受付でご提出下さい。
2) WEB配信での参加お申込みの方:
E-mailで参加証をお送りし、開催数日前に参加方法をE-mailでお知らせします。
9.主催:公益財団法人 千里ライフサイエンス振興財団
後援:バイオコミュニティ関西