新型コロナウイルスのパンデミックを契機に、世界は大きく変貌しつつあります。このような大変革期だからこそ、産官学の様々なライフサイエンスプレイヤーに対して、とりわけスタートアップや新規事業によるイノベーション創造への期待が一層高まっています。 このような認識のもと、LINK-Jは昨年4月からL x T bridgeグローバル編と起業エッセンス編、ニューフロンティア編を立上げ、産官学個々または複合によるイノベーション創造への新たな取組や挑戦を取り上げてまいりました。
ライフサイエンス・ヘルスケア分野において、ヒトゲノムデータをはじめとするビッグデータ活用が進んでいます。近年では遺伝子だけではなく生物画像やタンパク質構造など、様々なデータが生命科学に取り入れられ、大学や企業等が積極的に活用しつつあります。一方、増大かつ複雑化する膨大なデータに比し、その解析スペシャリストであるバイオインフォマティクス人材が不足しているという現状があります。本イベントでは、バイオインフォマティクス領域における人材育成や供給を担う大学、若手人材等本人たち、そして人材活用や登用を担う企業というそれぞれの立場から、人材不足の背景にある問題や課題を浮き彫りにし、最適な人材育成・活用・登用戦略を考えていきます。
日時:2021年9月13日(月) 17:00-18:30
17:00-17:05 オープニング
LINK-J常務理事 曽山 明彦 (厚生労働省医療系ベンチャー振興推進会議構成員、東北大学客員特任教授)
17:05-17:20 バイオインフォマティクス人材育成の現状と課題
岩崎 渉 氏(東京大学 大学院新領域創成科学研究科 先端生命科学専攻 教授)
17:20-17:35 バイオインフォマティクス人材本人達の現状と課題
熊谷 洋平 氏(株式会社tayo 代表取締役)
17:35-18:05 パネルディスカッション
モデレーター
LINK-J常務理事 曽山 明彦 (厚生労働省医療系ベンチャー振興推進会議構成員、東北大学客員特任教授)
パネリスト
犬島 大介 氏(武田薬品工業株式会社、Talent Acquisition Lead, R&D HR Japan)
板谷 琴音 氏(理化学研究所 生命機能科学研究センター リサーチ・アソシエイト)
18:05-18:30 ネットワーキングフリーディスカッション(参加者とのダイレクトQAタイム)
参加費:無料(要事前登録)
会場:オンライン(Zoomウェビナー)
主催:一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)
協力:特定⾮営利活動法⼈ ⽇本バイオインフォマティクス学会
お問い合わせ先: contact@link-j.org